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ロレックスが止まる・遅れる原因と対処|オーバーホールの料金・納期を修理専門店4社で比較

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この記事の結論

ロレックスが止まったときは、まずゼンマイの巻き不足かどうかを確かめてください。外して置いていた間に止まったなら、巻き不足のことがあります。手で巻いても止まる、または以前より明らかに遅れるようになったなら、内部の油の劣化や部品の摩耗などが原因の可能性があり、オーバーホール(分解掃除)の時期かもしれません。修理専門店に出す場合は、料金・納期・保証の3つで比べると選びやすくなります。

まず確認すること

止まった・遅れると感じたら、修理に出す前に次の3つを確かめてください。どれも、故障ではないのに止まって見える原因です。

  1. ゼンマイの巻き不足ではないか
    自動巻きの時計は、着けていない時間が続くとゼンマイがほどけて止まります。リューズを回して手で巻き、動き出すか見てください。止まるまでの時間(パワーリザーブ)はモデルにより違います。お使いのモデルの取扱説明書で確認してください。
  2. リューズがねじ込まれていないまま、または斜めに入っていないか
    ロレックスの多くのモデルは、リューズをねじ込んで閉める作りです。(モデルによって違うので、取扱説明書で確認してください)時刻合わせのあとにリューズが閉まりきっていないと、そのまま使うことで水やほこりが入るおそれがあります。
  3. 強い磁気に近づけていないか
    スマートフォンやバッグの磁石の留め具などの磁気で、機械式時計の精度が狂うことがあります。急に遅れる・進むようになった場合は、磁気の影響を疑う価値があります。見分け方は時計が急に進む原因と磁気帯びの記事にまとめています。

磁気を抜く作業(脱磁)だけで済む場合や、ベルトの調整だけの場合は、オーバーホールより費用が小さくなることがあります。その場合の依頼先は、この記事の比較とは条件が変わります(後述)。

止まる・遅れるの主な原因

巻いても止まる・遅れが続く場合、原因はいくつか考えられます。どれに当たるかは、修理店が分解して診断しないと分かりません。下の表は「可能性のあるもの」の整理です。

症状 考えられること(可能性) 自分で確認できること
外して置いておくと止まる ゼンマイの巻き不足 手で巻いて動くか。着けている間は止まらないか
手で巻いてもすぐ止まる 内部の油の劣化・乾き、部品の摩耗 最後のオーバーホールの時期(保証書・修理明細)
以前より遅れるようになった 油の劣化、部品の摩耗、磁気の影響 磁気の出る物の近くに置いていなかったか。数日続けて同じように遅れるか
急に大きく遅れる・止まる 磁気の影響、落下などの衝撃 落とした・ぶつけた心当たり
ガラスの内側が曇る、水に触れたあと止まった 内部への水の侵入 リューズが閉まっていたか

どのくらい遅れたら点検か

「何秒遅れたら故障」という一律の基準は、モデルや製造年で違うため、この記事では示しません。目安は、お使いのモデルの保証書・取扱説明書に書かれた精度と比べることです。

機械式時計の精度は、着けている時間、ゼンマイの巻き具合、温度、時計の向きなどで日によって変わります。1日だけで判断せず、数日続けて同じように遅れるかを見てください。続けて遅れる、以前と比べて明らかに遅れが大きくなった、という場合は、点検やオーバーホールを考える時期です。

修理・オーバーホールにかかる費用と期間

止まる・遅れる原因が内部にある場合、修理はオーバーホールになることが多く、料金はモデルと時計の状態で変わります。最終的な金額は見積もりで決まります。下の表は、修理専門店4社が公式に載せているロレックスのオーバーホールの基本料金と納期です。

会社 ロレックスのOH料金(税込) OHの納期(公式)
WATCH COMPANY 25,300円〜(自動巻き3針) 2〜3週間(ロレックスの自動巻き3針。公式に載っている最短の目安で、受付状況により延びることがある)
オロロジャイオ 22,000円(デイトジャスト・エアキング等)/24,200円(サブマリーナー・エクスプローラー等)/デイトナ 116520 は38,500円(16520 は55,000円。ほかの型番は料金表に記載なし) 自動巻き5〜6週間前後(かかる場合6〜8週間)。人員の欠員について公式で告知あり
時計修理工房なんぼや 29,000円〜(デイトナは39,000円)。公式は「参考価格。時計の状態で変わる」と注記 2〜4週間が目安
CIEN(シエン) 27,500円〜 通常約3週間。現在は約6週間〜と公式で告知
  • どの会社も、部品の交換が必要になれば料金が上がります。表の金額で直ると決まっているわけではありません。
  • モデルごとの料金の考え方は、ロレックスのオーバーホール料金の記事で詳しく扱っています。

修理専門店4社の比較

止まった・遅れるロレックスをオーバーホールに出すなら、料金と納期の両方で比べて、1位 WATCH COMPANY、2位 オロロジャイオ、3位 時計修理工房なんぼや、4位 CIENと考えます。早さを優先するなら、WATCH COMPANY か時計修理工房なんぼやが候補です。

比較表

項目 1位 WATCH COMPANY 2位 オロロジャイオ 3位 時計修理工房なんぼや 4位 CIEN
ロレックスのOH料金(税込) 25,300円〜(自動巻き3針) 22,000円(デイトジャスト・エアキング等)/24,200円(サブマリーナー・エクスプローラー等)/デイトナ 116520 は38,500円(16520 は55,000円。ほかの型番は料金表に記載なし) 29,000円〜(デイトナは39,000円) 27,500円〜
OHの納期 2〜3週間(自動巻き3針。公式の最短の目安。受付状況により延びることがある) 自動巻き5〜6週間前後(かかる場合6〜8週間) 2〜4週間が目安 通常約3週間。現在は約6週間〜と告知
保証 修理完了日から1年(アンティーク等は6か月) 返却日から1年(アンティーク6か月)。精度・動作の異常が対象で、浸水や落下などの衝撃による故障は対象外 1年(アンティーク6か月)。規約では発送日から 修理完了日から1年(アンティーク等は6か月)
見積もり 無料 無料 無料 無料
キャンセル時の返送料 客負担 事前に問い合わせていれば会社負担(例外あり) 見積もり提示の時点なら会社負担 客負担(着払い)
修理代が1万円未満のとき 返却の送料が客負担 公式の記載を確認していない(不明) 公式の記載を確認していない(不明) 送料が客負担
並行輸入品 公式に記載なし・要確認 公式に記載なし・要確認 公式に記載なし・要確認 公式に記載なし・要確認

(確認日:2026年11月6日。各社の公式サイト)

順位の考え方

この記事の読者は、止まった・遅れるロレックスをオーバーホールに出す可能性が高い方です。そこで、料金と納期の両方で比べました。

1位 WATCH COMPANY ― 料金と納期のどちらも上位

  • ロレックスの自動巻き3針は25,300円(税込)から。納期は2〜3週間です(ロレックスの自動巻き3針。公式に載っている最短の目安で、受付状況により延びることがあります)。
  • 料金と納期の両方で上位にあるため、1位にしました。
  • 注意点: 見積もり後に自分の都合でキャンセルした場合、返送料は自己負担です。修理代が1万円未満のときも、返却の送料が自己負担になります。デイトナなど3針以外のモデルの料金は、公式の価格表で確認してください。

2位 オロロジャイオ ― 基本料金は低め、納期は長め

  • この4社の公式料金表の基本料金どうしで比べると、ロレックスのオーバーホールはオロロジャイオが一番低い金額です(デイトジャスト・エアキング等 22,000円、サブマリーナー・エクスプローラー等 24,200円、デイトナ 116520 は38,500円。税込。2026年11月6日確認)。
  • 一方で、納期は自動巻きで5〜6週間前後(かかる場合は6〜8週間)と、4社の中では長めです。人員の欠員について公式で告知が出ています。
  • 料金を重視し、納期に余裕がある方に向いています。
  • 注意点: オーバーホールを含む見積もりを頼む方向けです。保証は精度や動作の異常が対象で、浸水や落下などの衝撃による故障は対象外です。受付の状況は申し込む前に公式で確認してください。

3位 時計修理工房なんぼや ― 納期は短め、基本料金は4社で一番高い

  • 納期は2〜4週間が目安で、4社の中では短めです。
  • 見積もりが出た時点でキャンセルすれば、返送料は会社負担です。見積もりを見てから決めたい方には安心材料になります。
  • 一方で、ロレックスのオーバーホールは29,000円〜(デイトナは39,000円。税込)で、この4社の公式料金表の基本料金では一番高い金額です。公式は「参考価格で、時計の状態により変わる」と注記しており、部品の交換は別です。
  • 申し込みは Web(宅配)見積もりから行います。

4位 CIEN(シエン) ― 保証1年・見積もり無料。いまは納期が長め

  • 保証は修理完了日から1年(アンティーク等は6か月)、見積もりは無料です。ロレックスのオーバーホールは27,500円〜(税込)。
  • 通常の納期は約3週間ですが、現在は公式で「約6週間〜」と告知されています。止まって困っている方には、いまは待つ期間が長くなります。
  • 注意点: キャンセル時の返送料は自己負担(着払い)です。修理代が1万円未満のときも送料が自己負担になります。

オーバーホールではなさそうな場合

磁気を抜くだけ、ベルトを調整するだけなど、軽い作業で済みそうな場合は、WATCH COMPANY と CIEN では修理代が1万円未満になると返却の送料が自己負担になります。まず見積もりで内容と金額を確かめてください。

ブランドを問わない比較は修理専門店の総合ランキングをご覧ください。

依頼前に用意すること

見積もりを頼む前に、次の4つを手元にそろえておくと話が早く進みます。

  1. 保証書(ギャランティカード)と型番: 型番でモデルが分かると、料金の区分(オロロジャイオのデイトジャスト・エアキング等/サブマリーナー・エクスプローラー等など)を確かめやすくなります
  2. 症状のメモ: いつから、止まるのか遅れるのか、1日にどのくらい遅れるか、手で巻くと動くか
  3. 心当たり: 落とした・ぶつけた、水に触れた、磁気の出る物の近くに置いた
  4. 最後のオーバーホールの時期: 修理明細があれば一緒に

並行輸入品の受付は、4社とも公式に記載がありません。申し込む前に各社へ確認してください。

よくある質問

Q1. ロレックスが遅れるのは磁気帯びが原因ですか?
磁気が原因のこともありますが、油の劣化や部品の摩耗など、ほかの原因もあります。急に遅れ始めた場合は、磁気の出る物から離して数日ようすを見てください。見分け方は磁気帯びの記事にまとめています。

Q2. 正規のサービスに出すべきですか?
正規のサービスの料金と納期は、この記事では公式で確認していないため比べていません(不明)。比べたい場合は、日本ロレックスの公式情報と、各専門店の見積もりを並べて検討してください。

Q3. 止まったまま置いておいても大丈夫ですか?
巻き不足で止まっているだけなら、巻けばまた動きます。手で巻いても止まる場合は、中の状態は分解しないと分からないため、早めに見積もりを取ることをおすすめします。

Q4. 見積もりだけでもお金はかかりますか?
4社とも見積もりは無料です。ただし、キャンセルしたときの返送料は会社で違います。WATCH COMPANY と CIEN は自己負担、時計修理工房なんぼやは見積もり提示の時点のキャンセルなら会社負担、オロロジャイオは事前に問い合わせていれば会社負担(例外あり)です。

Q5. 古いロレックス(アンティーク)も受け付けてもらえますか?
受付の状況や保証期間は会社で違います。保証は4社ともアンティーク等は6か月です。受け付けるかどうかは、申し込む前に各社の公式サイトで確認してください。なお CIEN は、ロレックスのアンティーク(1980年代以前の4桁の型番)の受付を一時停止していると公式で案内しています(2026年11月6日確認)。

まとめ

  • 外して止まったなら、まず手で巻いて動くかを確かめる。リューズの閉め忘れと磁気も確認する
  • 巻いても止まる、遅れが続くなら、オーバーホールの時期の可能性がある。原因は修理店の診断で決まる
  • 修理専門店は料金と納期の両方で比べると、1位 WATCH COMPANY、2位 オロロジャイオ、3位 時計修理工房なんぼや、4位 CIEN。早さを優先するなら WATCH COMPANY か時計修理工房なんぼや
  • 料金は見積もりで決まる。部品の交換があれば上がる
  • 軽い作業で済みそうなときは、WATCH COMPANY・CIEN の「1万円未満は返却送料が自己負担」に注意

確認日:2026年11月6日。料金・納期・保証は各社の公式サイトで確認しました。変わることがあるため、申し込む前に各社の公式サイトでご確認ください。

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